チェックリスト付き! ~会社の年末大掃除で、働きやすい職場づくり~
皆さまこんにちは!
昨年も記事にした、年末大掃除の時期がやってまいりました。
まだ年末じゃないよ?という方、残念ながら悲報です。師走という言葉通り12月はとても忙しい月。それに暖かいほうが汚れは取れやすいのです。早めに大掃除してから、通常のお掃除を継続して、余裕のある年末進行をしましょう!
今回は会社の大掃除を軸に、家庭でも役立つ知識を皆さまにご紹介いたします。
会社の大掃除は義務!
実は会社の大掃除について、厚生労働省が設立した「安全衛生情報センター」から下記規則が定められています。
労働安全衛生規則 第三編 第七章 清潔(第六百十九条-第六百二十八条の二)
(清掃等の実施)
第六百十九条 事業者は、次の各号に掲げる措置を講じなければならない。
一 日常行う清掃のほか、大掃除を、六月以内ごとに一回、定期的に、統一的に行うこと。
ねずみ、昆虫等の駆除についても記されており、そちらはビルの管理会社がしてくれていても、大掃除(定期清掃)はしっかり実施されていますか?
この規則は「仕事による疲労やストレスを感じることの少ない、働きやすい職場づくり」として、作業環境や職場生活を快適にするための一環として定められています。
では具体的にどのような大掃除をすれば良いのでしょうか。
一番確実なのは、私共のような“清掃のプロ“に任せること!
費用は発生しますが、従業員の時間も削られず清掃後のクオリティも確保できます。
費用を抑えるには、従業員自らが清掃することですね。
実は”年末”だけではなく定められているのは「六月以内ごと」のため、たとえば4-5月に新入社員さんとのコミュニケーションの一環として協力しながら大掃除をし、10-11月の繁忙期前に職場環境をリフレッシュ!なんてことも良いですね。。
そんな自分達でする大掃除に役立つ知識を、次項からご案内いたします!
大掃除は予定を立てて、チェックリストを作ろう!
大掃除は通常清掃と違い、清掃箇所も多くしっかり仕上げが必要です。
掃除をする人や清掃箇所をリストアップし、実施日や簡単な清掃内容を決めておき、当日スムーズに動ける準備をしましょう。
廃品が多く出そうであれば*実施日をゴミの回収日にあわせたり、リサイクルや廃品回収業者に依頼する事も必要です。
*事業者で出たゴミは、家庭用ゴミとして出せません。
決めた内容はチェックリストにして掃除をしない人をふくめて皆で共有することで、漏れがないかを確認し、掃除をしない人にも社外との打ち合わせ時間・場所の調整や自身のデスク周りの掃除等、協力を依頼することが出来ます。
簡単なチェックリストとしてテンプレートをご用意しました。環境によって過不足はありますが、基本的な掃除箇所はこちらで補えるかと思います。
ご自宅の場合はお風呂やベランダ、キッチンの詳細項目等が追加されます。
エクセルでもご用意しましたので、玄関前の道路やロッカールームの追加等、編集してご利用の方はこちらからダウンロードください!
大掃除の道具
チェックリストが出来たら、掃除に必要な道具が揃っているかを確認してください。
●必須
・各種洗剤
・スポンジ
・ダスター
・手袋
・マスク
・掃除機(箒とチリトリ)
他
●あれば便利
・スクイジーや新聞紙(ガラス掃除)
・スプレーボトル(洗剤を小分けに)
・ハンディモップ
・軍手
・バケツ
・脚立(天井・高所用)
・フローリング用ワイパー/シート(天井・床用)
・ウェットティッシュ
・段ボール(不用品用)
他
弊社ではオンラインショップ「エムエムストア」にて、プロ仕様のお掃除道具を販売しています。ぜひ足りないお掃除道具にご活用ください。
たとえばトイレの便器掃除に「ナイスハンドきれいな手」の上から、念のため更に「ハイクリーンエンボス手袋」をかぶせ、スポンジを手で持ってゴシゴシしちゃうと見事な仕上がりに!
面倒なブラインド掃除には「どこでもお掃除 手袋ダスター」、ハンディモップの代わりに手で挟んでホコリを取ることもできとても便利です!
また前日までの準備として、廃棄するものを除けておくのも効率が良いですね!
大掃除当日の注意事項
いよいよ当日。スーツに革靴では動きずらく、汚れもついてしまいます。
お仕事に支障がない範囲で、スニーカーやポロシャツ等の服装で実施しましょう。
またお掃除の基本は「上から下へ」「奥から手前へ」。天井や照明から始め、OA機器の裏側や棚の奥から手前側へ汚れを掻き出して、最後に床に溜まったホコリも綺麗に。
ただし、日中のお掃除は近くのフロアでお仕事をしている人もいるかもしれません。できれば人通りが少ない時間に共有部を掃除し、デスク周り等は最後でもいいですね。
これで全体のお掃除の流れは問題ありません。ですが、忘れてはならないのがお掃除道具の掃除です。スポンジやダスターは洗ってから洗剤を落としてしっかり絞って乾かす。掃除機はゴミを捨ててフィルターを綺麗に。それぞれを次に使いやすい場所へしまう。
そうすることで次のお掃除も手をつけやすく、道具が汚れていて余計に汚くなる、なんてこともないはずです。
最後に
会社の大掃除について、いかがだったでしょうか。
とはいえ準備が面倒でやる気にならないという場合は、ひとまず手が付けられるところから実施することも検討してみてくださいね。
●やっぱり自分達でするよりもプロに任せたいという会社様には、弊社で一手に引き受け、プロのクオリティでの大掃除を提供しております。
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