清掃サービス2022年6月1日

ビルクリーニングではどこを清掃してくれる!?費用相場と併せて紹介

清掃業者にビルクリーニングを依頼すれば、ビルを綺麗な状態に保てます。
しかしビルクリーニングをする清掃業者選びの際、気になるのがどこまで清掃してもらえるのか、または費用相場などではないでしょうか？
具体的なサービス内容と費用相場は、依頼前にチェックしておきたいところです。

そこで本記事では、清掃業者がビルクリーニングとして行う清掃場所や費用相場についてご紹介します。

ビルクリーニングの清掃箇所

ビルクリーニングで清掃する箇所は、ビルの中と外側に分けることができます。
ビルの中は、床面やカーペットの清掃などが中心となります。
オフィスビルや雑居ビルなどには大勢の人が出入りするため、床にさまざまな汚れが付着しています。

そのため、衛生的な状態を維持するためには、定期的に清掃を行わなければなりません。
建物の外側は、外壁と窓ガラスを中心に清掃します。
常に外気に晒されている場所のため、風が運んでくるものによって汚れが付きます。

次項では、ビルクリーニングのなかでも重要度が高い窓ガラスの清掃について詳しく紹介していきます。

ビルクリーニングの1つ「窓ガラス」

ビルの窓ガラスは、外から見ると汚れていないように見えることもあるため、掃除をする必要はないと考える方も少なくないようです。
しかし大気中を漂う粉塵や黄砂、花粉などはビルの窓ガラスに付着し、少しずつ堆積していきます。
そのまま放置しておくと次第に泥のように変化し、美観を損ねてしまうこともあります。
また、長期間汚れたまま放置してしまうと、汚れが落ちにくくなったり、窓ガラスの表面が劣化したりしてしまいます。

そのようなことを防止するために、窓ガラスの清掃をしなければなりません。
劣化により窓ガラスの交換が必要になると、清掃を依頼するよりも費用がかさんでしまうかもしれません。

以下では、ビルの窓ガラスを清掃する一般的な手順について紹介していきます。

窓ガラス清掃のSTEP1：ブランコを設置する

ビルの窓ガラス清掃ブランコの設置

ビルの窓ガラスを清掃する際には、作業エリアに囲いを施し、ブランコを設置する必要があります。
ビルの大きさなどによっては、事前に行政機関への申請が必要です。
また、近隣の建物の管理者などにお知らせなども済ませておきましょう。

窓ガラス清掃のSTEP2：モップと洗剤で清掃

清掃作業員が屋上でブランコに乗ってから、下に降ろして作業を行います。
最初に行うのは、専用の洗剤とモップを使用した拭き掃除です。
窓ガラスの外側に付着した汚れを落としていきます。

窓ガラス清掃のSTEP3：ワイパーで汚れた水を切る

モップがけをした後の窓ガラスは、汚れた水がたっぷり付着しています。
そのため、スクイジーというワイパーで水を切る作業をしなければなりません。
完全に水分を切らないと汚れが残ってしまうため、意外と難しい作業です。

窓ガラス清掃のSTEP4：乾拭きを行う

窓ガラスの表面から水分がすべて取り除かれたら、仕上げとしてタオルを使用して乾拭きも行います。
このときに使用するタオルは通常のタオルではなく、特殊な化学繊維でできている窓ガラス専用のタオルです。
乾拭きを行うことで、ごく僅かに残っている水分も拭き取ることができ、より綺麗に仕上がります。

窓ガラス清掃のSTEP5：内側の清掃

外側の窓ガラス掃除の後は、内側の掃除も行います。
オフィスビルの場合は仕事をしている人もいるため、時間帯などを事前に說明した上で行います。

ビルクリーニングの費用相場

ビルクリーニングを清掃業者に依頼する際には、費用相場を把握しておきましょう。

窓ガラスの清掃に関しては、1平方メートルあたり20,000～27,000万円程度がおおよその相場となります。
作業員の人数が多い場合や、足場を設置するような場合には、別途費用が必要になることもあります。
また、床面の清掃に関しては、1平方メートルあたり28,000～27,000円程度、カーペットなら25,000～52,000円程度です。

単発で依頼するよりも、一定期間内での回数を決めて依頼することで、相場より安く依頼できることもあります。
窓ガラスの清掃は1～2ヶ月に1回程度行う必要があるため、定期的な依頼を検討してみるといいでしょう。