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みんなで知ろう、SDGs!

SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals)とは,持続可能な開発目標という意味で2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継です。
これは2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載されている,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものです。
出典:外務省「JAPAN SDGs ACTION」

SDGsの17の目標と日本の状況

sdgs
1から6の目標を見ていると、貧困や飢餓、健康や教育、安全な水など開発途上国に対する支援に見えますが、実際には日本国内でも当てはまることだと言えるでしょう。

例えば、日本の子どもの6人から7人に1人が貧困だと言われています。また、ジェンダー平等に関しても2020年12月に世界経済フォーラムで発表された数字によると153カ国のうち121位と、とても低い数字になっています。

次は7から12の目標を見てみましょう。この辺りになると、エネルギーの話、働きがいや経済成長の話も出てくれば、まちづくりの話まで出てきます。これらはまさに先進国である日本とも直接的に関係する目標です。

例えば、既存の火力発電や原子力発電からより環境にやさしい太陽光発電や風力発電などへ、どのようにしたらシフトできるかの議論やシニア層や外国人労働者など、年齢や性別、国籍と関係なく働きやすい環境をつくるための日本社会の課題がこの7から12の目標の項目に該当します。

最後に、13から17までの目標を見てみましょう。ここでは、地球村全体にまで話が広がります。気候変動の話や海から陸の話まですべて出てきます。開発途上国や先進国だけの話ではなく、もっと地球規模の包括的な話になります。

例えば、気候変動に対して対策をするためには一国の力ではできません。そのため、定期的に国連で各国が集まって今後どのような対策をするか議論する場を設けています。ここで日本も地球村の一員としてしっかりと意見を出しながら参加しています。

ビルメンテナンス、清掃業界の取り組み

さて、ビルメンテナンス、清掃業界ではSDGsに対してどのような取り組みをしているのかを見てみましょう。私たちが考えるよりもずっと多様な取り組みをしています。

例えば、目標8(働きがいも経済成長も)との関連で、深夜の清掃作業の廃止やリモートワークの推薦をしています。さらに時間や労力のムダを改善し、家庭と会社の両立を推進する取り組みもあります。

また、目標11(住み続けられるまちづくりを)との関連では清掃業務を通して、適切なメンテナンスサイクルにより美観を維持管理し、快適な環境で仕事や生活ができる環境構築を考えている企業もあります。

そして、目標12(つくる責任つかう責任)の取り組みとしては、一般廃棄物の収集運搬業者が廃棄物及び食品ロスの削減を周知したり、ゴミや食品ロスの減量方法について、継続的に情報発信をしています。

最後に

SDGsの取り組みは日本のみならず、全世界が関心を持って実践している地球規模の目標です。17の目標のうち、もちろん個人や会社だけではできない大きな内容もありますが、ひとりひとりが実践可能な内容も多くあります。ぜひみなさんの会社でもSDGsを取り組んでみるのはいかがでしょうか?

弊社でもSDGsに対して取り組みを実施しています。お時間ある方はぜひお越しください。
詳細はこちら!https://mmin-net.co.jp/post-8288/

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