MENU

天井清掃が重要な理由とは!?清掃手順や使用される道具を紹介

オフィスや店舗などでは、フロアや壁などの掃除はきちんと行っていても、天井は掃除をしていないところもあるでしょう。
天井は高い位置にあるため、掃除をしづらいのが実情です。
しかし、天井の掃除をせずに放置しておくのはあまりよくありません。
自社の社員が行うのが難しい場合には、業者に依頼して行うのがおすすめです。

本記事では、天井清掃の必要性と、業者が行う天井清掃の方法について紹介していきます。

天井清掃が必要なのは何故?

天井を間近で見る機会はあまりないため、天井が汚れていても気が付かない人も多いかもしれません。
しかし、オフィスや店舗などの天井は、掃除をしないで放置していると汚れが蓄積していきます。

天井の汚れの原因になるのは、主にホコリやカビなどです。
飲食店のキッチンなら油汚れなども付着しやすく、喫煙スペースならタバコのヤニに汚れも付着します。
天井に汚れが蓄積してしまうと簡単に落とすことはできず、天井の色が変色してしまうこともあるでしょう。
そうなると、例えば店舗ならお客さんが離れてしまう可能性があり、オフィスの場合は社員のモチベーションが下がってしまいます。

また、天井が汚れているオフィスの中に長時間いると、健康に影響が出てしまうことがあるかもしれません。
汚れが蓄積しないように、定期的に天井清掃を行うようにしましょう。

天井の清掃方法

天井清掃は汚れの種類によってやり方が異なります。
ホコリやクモの巣などの汚れなら、水拭きで対処可能です。
タバコのヤニによる汚れは、オレンジ成分により効率的に落とせるため、オレンジオイルが配合されている中性洗剤を使用して清掃します。
カビの汚れを取るには次亜塩素酸ナトリウムが含まれている塩素系漂白剤を使用して掃除すると効果的です。
油汚れに対しては、アルカリ性の洗浄液を使用すると綺麗に掃除できます。

清掃手順

天井の清掃では、汚れや洗剤などが下に落ちるため、最初に床に新聞紙やビニールシートなどを敷いておきましょう。
テーブルやデスクなどにも、汚れや洗剤がかかってしまう可能性があるため、新聞紙をかけておくか移動させるのが無難です。

準備が整ったら、天井に一通り掃除機をかけてから水拭きを行います。
湿気をあまり含んでいないホコリやクモの巣などは、掃除機でもある程度は除去できます。
おおまかなところを掃除機で掃除してから、水拭きでしつこい汚れを除去するという流れです。
水拭きの際には、フローリングワイパーに雑巾を取り付けて行います。
汚れの種類に応じて中性洗剤や次亜塩素酸ナトリウム、アルカリ洗浄液なども使用しましょう。

水拭きが終わったら、フローリングワイパーから濡れた雑巾を取り外してドライシートを取り付けて乾拭きです。
最後に新聞紙やビニールシートを回収し、他のところに飛び散った汚れなどがあれば拭き取りましょう。

天井清掃のポイント

天井

天井清掃を行うときには、次のようなポイントが重要です。

ポイント①:カビが生えているときには掃除機を使用しない

前項で説明した手順では、最初に掃除機を使用するやり方を紹介しましたが、カビが生えているときには掃除機は使用できません。
カビの胞子は非常に小さいため、掃除機で吸い込まれるとフィルターもすり抜けて排気口から出てきてしまいます。
そうなると、室内全体にカビの胞子が撒き散らされてしまうため、軽く水拭きをするのがよいでしょう。
水拭きならカビの胞子を極力撒き散らさずに掃除できます。

ポイント②:マスクを付けて行う

天井の掃除をすると、カビの胞子やホコリなどが多く落ちてきます。
カビの胞子やホコリを吸い込んでしまうことで、咳が出たり頭痛や吐き気を催したりすることもあるでしょう。
そのため、健康を害してしまわないように、天井清掃を行う際にはマスクを付ける必要があります。

ポイント③:洗剤を使用する場合にはゴーグルを付ける

洗剤や漂白剤などを使用して天井清掃を行うと、途中で垂れ落ちてくることもあります。
もし、垂れ落ちた洗剤が目に入ってしまうと危険です。
そのため、洗剤や漂白剤などを使用して天井清掃をする際には、ゴーグルを付けて行うようにしましょう。

ポイント④:安全を確保した上で行う

オフィスや店舗の天井は、一般家庭の天井よりも高めのところが多いです。
フローリングワイパーを使用しても、天井に届かないこともあるでしょう。
そのようなときには脚立を使用しますが、転倒や落下などには十分に注意しなければなりません。
脚立は、平らな場所に確実に固定して使用しましょう。

また、脚立の上に立った状態で身を乗り出すと、転倒や落下のリスクが高まります。
清掃する範囲が広い場合には、無理なく届くように脚立を移動させながら行いましょう。

天井清掃によく使用される道具

天井清掃では、主に次のような道具が使用されています。

  • フローリングワイパー
  • 天井清掃専用のワイパー
  • 掃除機
  • 雑巾
  • ドライシート
  • マスク
  • ゴーグル
  • 脚立
  • 新聞紙
  • オレンジオイル配合の中性洗剤
  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • アルカリ洗浄液

フローリングワイパーは、本来フローリングを掃除するための道具ですが天井清掃でも活躍します。
柄が長いものを使用すれば、脚立を使用しなくても天井に届くこともあります。
伸び縮みできるタイプのフローリングワイパーは、さらに便利です。

また天井専用のワイパーは、水切りできるものが多いです。
柄も長めにできているので、フローリングワイパーを使用するよりは掃除がしやすいといえます。

ちなみに使用する掃除機は、一般的には床を掃除するときに使用するものと同じです。

天井を定期的に清掃して汚れの蓄積を防止しましょう

オフィスや店舗などの天井はホコリやタバコのヤニ、油、カビなどが原因で少しずつ汚れが蓄積していきます。
汚れはあまり目立ちませんが、フロアや壁などと同様に定期的に清掃しなければなりません。
ただ天井は高い位置にあるため、天井清掃をするのが難しい場合は清掃業者へ依頼するのがおすすめです。
天井清掃前 天井清掃後

弊社では天井清掃に対応しています。
詳細はこちら!

各種施設の清掃と設備保守

お問い合わせ