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清掃品質のミエルカ!費用対効果はどこで判断すればよい?

建物の清掃を外部の業者に依頼する場合、費用対効果を把握しておきたいでしょう。
ただ、清掃サービスの品質は依頼者にとって分かりづらいこともあります。
そこで重要となるのが、清掃サービスの品質評価です。

本記事では、エムエムインターナショナル(以下、MMI)で実施している清掃の品質点検や、費用対効果の判断方法などについて解説していきます。

建物のライフサイクルコスト

一般的な建物のライフサイクルコストは、以下のような内訳となります。

建物のライフサイクルコスト

  • 初期費用:26.3%
  • 一般管理費:25%
  • 運用費:21.2%
  • 保全費:15.4%
  • 修繕費:6.1%
  • 管理費:5.2%
  • 廃棄処分費:0.8%

初期費用以外の項目は、建物を維持・運用していくためのコストで全体の75%近くを占めています。
この約75%の建物を維持・運用するコストについて、費用対効果を考えることが重要です。

費用が妥当かどうかは、次項で詳しく紹介する「費用対効果の式」に当てはめてみることで判断できます。

清掃会社の品質を判断できる「費用対効果の式」

清掃会社の品質を判断できる「費用対効果の式」

一般的な清掃会社の報告書では、清掃箇所と作業内容くらいしか記載がありません。
品質評価ができる項目が限られているため、依頼者は費用対効果を把握しづらいのが実情です。
依頼者は、どのくらい綺麗にしてもらえたか判断しづらいだけでなく、建物を利用した方の満足度がどのように変化したかも分からないことが少なくありません。

MMIでは、このように品質評価をしづらい状況を「費用対効果の式」を活用することで解決しています。
ここでいう「費用対効果の式」とは、「費用対効果=効果/コスト」で表す式です。
効果というのは、依頼者からの評価と利用者からの評価のことを指します。
そのため、「費用対効果の式」を活用することで、依頼者と利用者の評価を具体的に把握することが可能となります。

MMIの清掃品質を可視化する具体的方法

MMIでは、専用のプラットフォームを活用し、依頼者と利用者からの評価を可視化できる仕組みを整えています。
ここでは、評価を可視化するための具体的な方法についてご紹介します。

清掃品質を可視化する

画像で確認

MMIの作業報告書には、文字だけでなく画像も掲載しています。
文字だけだと評価が難しいことでも、画像があれば評価しやすくなるでしょう。
また、画像は過去の分も含めてクラウドに保存されており、依頼者はいつでも閲覧できます。

Webアンケートの活用

利用者からの評価は、Webアンケートを活用することで可視化できます。
あらかじめ目標を設定した上で、Webツールを用いてアンケートを実施し集計するという方法です。
さらに、改善項目を設計して次の目標設定に反映させます。

リアルタイムの情報共有

画像付き報告書の内容やWebアンケートの結果や、清掃スタッフの勤怠などの情報をリアルタイムで共有しています。
これにより、いつでも清掃の品質を確認可能です。

【実例】MMIの品質点検と衛生状況管理

MMIでは、品質点検と衛生状況管理を同時に行う取り組みを実施しています。
品質点検では、主に店内の清掃が行き届いているかどうかを点検します。
衛生状況管理では、感染症対策が徹底されているかどうか確認しています。

品質点検と衛生状況管理

点検ポイントの一例

汚れている箇所を点検後、A~Cの3段階で評価を行います。
評価基準は、汚れが最近の汚れか長年にわたって蓄積した汚れかという点です。
点検の手順は、最初にアネモにほこりが付着していないかどうかチェックします。

次はロールカーテンや壁面、遊技台の上皿の確認です。
チェック項目に記載されている作業がきちんと実施されているかどうかの確認を行います。
感染症対策として行うのは、除菌剤の塩素濃度と、お客様の休憩スペースのチェックです。
休憩のスペースでは、主にソーシャルディスタンスの間隔を確保できるかどうか確認します。

ロールカーテン・壁面の状態を確認する人

ロールカーテン・壁面の状態を直接目で確認しています

清掃の品質が可視化されていれば費用対効果も判断しやすい

建物を維持・運用する費用は建物のライフサイクルコストの約75%を占めており、清掃や設備管理を依頼する際は費用対効果を意識することが重要といえます。
清掃サービスの費用対効果を判断しやすいように、清掃品質が可視化されている業者を選ぶのがいいでしょう。

弊社では清掃の品質評価に対応しております。
詳細はこちら。

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