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こんな企業で仕事(バイト)してはいけない!!ブラック企業の特徴

ブラック企業とは

ブラック企業とはコンプライアンス意識が低く、労働環境が劣悪な企業をさします。
厚生労働省(以下、厚労省)はブラック企業を明確に定義づけてはいませんが、以下の二つの特徴の企業をさす場合が多いです。
 ●労働者を長時間労働させる企業
 ●パワーハラスメントで労働者を精神的に追い込む企業
他にも一般的に下記のような特徴のある企業をブラック企業と呼ぶ場合が多いです。
特に清掃業で多いのは以下の3つです。
 ●全体的に管理が杜撰
 ●危険な作業をする際の安全対策とOJTが不十分
 ●給料が安い&仕事がきつい
と挙げるときりがないのですが、こんなところでしょうか。
ここでは上記のようなブラック企業の特徴をお伝えしていきたいと思います。
まずは筆頭の長時間労働をさせる企業、パワーハラスメントで労働者を精神的に追い込む企業をお伝えしていきたいと思います。

労働者を長時間労働させる企業

典型的なブラック企業の特徴ですね。
毎年長時間労働で労働者が亡くなってしまう悲しいニュースがあります。
長時間労働とは一体どれくらいの労働時間をさすのでしょうか?

厚生労働省では明確な定義を定めていませんが、労働基準法では原則として1日8時間、週40時間を法定労働時間と定めていますが例外としてあらかじめ事業場の労働者の過半数が所属する労働組合または事業場の労働者の過半数を代表する者と「36協定」を締結し、労働基準監督署に届け出ることによって月45時間・年360時間まで時間外労働をさせることができます。

特別な理由がありかなり複雑ですが、労使が合意がある場合に限り特別条項付き36協定を締結することによって下記の労働時間まで労働させることができます。

 ●時間外労働が年間720時間以内まで
 ●年6回まで時間外労働と休日労働の合計が2~6か月の平均が80時間以内の範囲内で月100時間未満

ブラック企業は遵法意識が低かったり、管理が杜撰だったりして平然と36協定を無視して月100時間以上勤務させ酷いところはそもそも36協定を締結していない企業も少数ですが存在します。酷いブラックだと労働時間をまったく把握していない企業も存在します。

エムエムインターナショナルでは労働組合を結成し、36協定をすべての現場で閲覧できるような仕組みを整えています。
また、自社の勤務体系にあった勤怠管理システムをベンダーより開発し、運用することで毎月各労働者の労働時間をチェックすることで長時間労働を防いでいます。
手前味噌ですが、時間外労働が45時間を超過する事例は弊社ではほとんどありません。

パワーハラスメントで労働者意を精神的に追い込む企業

パワーハラスメントとは職場における立場を利用したいじめや嫌がらせを指します。
上記のようないじめ、嫌がらせは昔から起きていましたが用語としては新しく2001年にクオレ・シー・キューブ社によって提唱され、2012年3月15 日の第3回職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議で提言がまとめられました。

そして2020年6月に名前が長いのですが、労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律(パワハラ対策法)が適用されました。
この法律では初めてパワーハラスメントを法的に明文化し、また事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針(パワハラ対策指針)で具体的に定義されました。

パワハラ対策指針ではパワーハラスメントをこのように定義しています。

職場におけるパワーハラスメントは、職場において行われる言動で①から③までの要素を全て満たすものを指しています。

 ①優越的な関係を背景とした言動であること
 ②業務上必要かつ相当な範囲を超えていること
 ③労働者の就業環境が害されるものであること

なお、客観的にみて、業務上必要かつ相当な範囲で行われる適正な業務指示や指導については、職場におけるパワーハラスメントには該当しません。
厚生労働省の資料では下記の6分類に分けられます。限定列挙ではないのでこれが全てではありません。

(厚生労働省:パワーハラスメントの定義についてから引用)

清掃業でもブラック企業では総じてこれらの言動が横行しています。
「馬鹿!」「ふざけるな!」「役立たず!」「給料泥棒!」「死ね!!」等のような暴言を吐く行為は上司が部下に対して人格を否定するような発言であり、上記の「精神的な攻撃」に該当する可能性が高いです。

2020年6月(中小企業は2022年4月)から上記のパワハラ対策法によりパワハラ相談窓口の設置が義務化されましたが、弊社ではそれ以前からホットラインを設置してパワハラなどの困りごとの相談に乗っています。また、労働組合がございますのでそこでも相談に乗ることができます。その結果弊社ではパワーハラスメントはほとんど起きていません。

全体的に管理が杜撰

ブラック企業の多くは人や物の管理が杜撰だと考えます。なぜそう考えると言います上記の長時間労働の発生とパワーハラスメントが横行する原因と考えるからです。

特に清掃業で管理が杜撰な例を挙げますと

 ●いまだに手書きの帳票、タイムカードを使っている。
 ●その帳票の管理ができていない。
 ●雇用契約条件、労働時間を把握できていない。
 ●洗剤などの消耗品が補充されていない。
 ●同様の案件なのに品質のばらつきが大きい

これも挙げると切りがないのですが、それらのことが重なるとミスが発生し、余計な業務が発生します。それらが繰り返されると余計な業務が増え、上司が部下に責任を押し付けるなどのパワーハラスメントが発生し、モチベーションは低下し、生産効率も落ち、従業員の退職、行きつくところは経営の悪化というところにたどり着きます。

また、管理がずさんな清掃会社は当然遵法意識も低く、契約条件も曖昧なので発注元が直接労働者に指示をする偽装請負が平然と行われたりします。

上記の1でも触れましたが酷い企業ですと労働時間を把握していないのでどの現場で何時間労働したかわからないので清掃した部屋数分で給料支払われるケースがあります。
本当にブラックですね。

しかし、エムエムインターナショナルはそのような企業と違って、帳票管理や労務管理などをシステムで行い、可視化できるものは可視化しています。
例えば作業報告書などをWEB上に保存してipadを利用して関係者が閲覧できるようにしています。どこをどの程度清掃されているかがわかるようになっているため、同様の案件で品質にばらつきが出ないように管理されています。
ミスが起きた時もフォローできるような体制をとっています。

また、給与もシステムを活用して正確な労働時間をカウントし残業代も正確に支払われます。給与明細もWEB上で確認できる仕組みになっています。

危険な作業をする際の安全対策とOJTが不十分

危険な作業をする際の安全対策が不十分

労災における死亡事故は年々減っていますが、令和2年労働災害発生状況の分析等によると3年連続で過去最低となっていますが、まだまだブラック企業は危険な作業をする場合の安全管理が不十分です。清掃業における危険な作業は脚立による高所作業が大半ですが、建設業や製造業と違って落下の防止措置が甘い場合が多いです。

酷い会社ですと下記の画像のように落下防止措置を取らずに4階建(約11m)の建物の窓の外側を清掃させ落下して死亡事故を発生させる会社もあります。
少しわかりにくいのですが11mの高さでこの作業員の後ろには何もありません。非常に怖いですね。

職場の安全
出典:厚生労働省 職場のあんぜんサイト

エムエムインターナショナルでは高層ビルの外壁清掃作業は行っていませんが、高所作業を行う際はローリングタワーを利用し安全には最新の注意をふるって作業を行っております。もちろん死亡事故はありません。

OJTが不十分

昔は「会社は学校じゃない」 「仕事は教わるものじゃねぇ!!みて盗め!!」「1回で覚えろ」という考え方が根強いかったですがいまだにこういった考えの人は多いです。
見て覚えるのは大事ですが、仕事を教えなくてよいわけではありません。OJTとはOn the Job Training の略で先輩社員が新入社員に仕事を通して教育を行うことを指しますが少人数のため、不十分な企業も多いです。ちゃんと教えてくれないので先輩社員が掃除しているところを真似る。きちんと真似したつもりでもなっていないらしくあとから怒られるケースもあります。

しかし、エムエムインターナショナルでは作業マニュアルを動画で作成してあるので、わからなくなってもあとから確認できます。弊社では業務を標準化できているのであとから作業方法を確認することができます。

給料が安い&仕事がきつい

給料が安い

清掃業はよく給料が安いと 言われます。なぜ給与が安いと言われるのでしょうか?

賃金構造基本統計調査と言って厚労省は毎年6月の給料と前年のボーナスの平均の統計を出しています。簡単に解説しますと10人以上の企業の全国平均を職種別に算出していますが、残業代を含んだ月収が204,000円です。そこから税金や社会保険料が 引かれます。ボーナスも203,200円とかなり低水準です。
(参照:令和3年賃金構造基本統計調査結果の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2021/index.html)

ブラック企業はさらに研修期間中の時給と称して求人と違った時給を提示してくる企業も存在します。研修期間が終わらせてくれないところもあります。
酷い企業は制服、洗剤などの消耗品や交通費を自腹で払わせる企業も存在します。うっかり物を壊してしまった場合、個人に弁償をさせる企業もあります。

しかし、エムエムインターナショナルでは清掃に必要な制服や用具はすべて支給されます。うっかり破損事故があっても個人に負担されることはありません。しかも、同業他社の求人票を調査し、他の企業に負けない時給を設定していますので、安心して働くことができます。

仕事がきつい

ブラック極めつけですね。
上記のようなことが重なると最終的に仕事がきついということに繋がります。特に清掃業はよく3Kといわれます。3Kとは業種によって定義が異なるのですが、清掃業では「きつい、汚い、危険」をさすことが多いです。
清掃業では朝早かったり夜遅かったりすることも多く現場によっては汚かったり臭かったりすることもあります。それがきついと考えられるケースは多々あります。
ブラック企業は段取りが不十分なため重いものをカートもなしに運ばせたりします。

最後に

エムエムインターナショナルではパチンコ店清掃で培ったノウハウと豊富な清掃用具があり、経験豊かなスタッフが在籍していますので安心して働けます!!また、徹底して法令遵守を行い、働いてくれるスタッフの方にも快適な空間を提供しています。気になる内容や清掃の仕事についてご相談がある方は、いつでもお気軽にお問い合わせくださいませ!

以上清掃業におけるブラック企業の特徴をお伝えしてきました。
皆様も仕事を探す際には上で説明した企業には気を付けましょう!!

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