定期的にダクトを清掃しよう！業者が行う内容を紹介
目次
オフィスビルや商業施設などのダクトには、少しずつ汚れが蓄積されていきます。
普段は目にする機会が少ないことから、あまり気にならないかもしれませんが、定期的な清掃が必要です。
しかし、ダクトの清掃は特殊な技術や道具が必要になるため、清掃業者に清掃を依頼するのがおすすめです。
本記事では、清掃業者が行うダクトの清掃方法についてご紹介します。
ダクトの種類
オフィスビルや商業施設などのダクトには、以下3つの種類があります。
ここでは、それぞれの特徴と清掃する頻度の目安について紹介していきます。
換気ダクト
換気ダクトとは、温度調整をせず換気のみを行えるダクトのことです。
換気扇で空気を吸い込んでダクト内に送り込み、屋外に排出しています。
主にトイレなどに設置されていることが多いです。
換気扇やダクトの内部には少しずつホコリやカビなどが付着していくため、5年に1回程度を目安に清掃する必要があります。
空調ダクト
空調ダクトとは、室内の温度調整を行いながら空気を循環させたり室外に排出したりできるダクトのことです。
外気を室内に取り入れるためのダクトと、室内の空気を屋外に排出するためのダクト、室内で循環させるためのダクトがあります。
オフィスや商業施設などで使用されているダクトの大半は、この空調ダクトが使用されています。
それぞれの空調ダクトにはフィルターが付いており、吸い込んだり取り入れたりする空気に含まれるホコリなどが付着します。
ホコリはどんどん蓄積していき、ダクトの内部も汚れるため、5年に1回程度の頻度で清掃しなければなりません。
厨房ダクト
厨房ダクトは厨房に設置されているダクトで、調理で出る熱やニオイなどを排出するために使用するものです。
フィルターが付いていますが、油汚れなどが付着して少しずつ蓄積していきます。
油汚れが溜まった状態になると、引火する可能性もあるため危険です。
そのため、1年に1回程度は点検を実施し、油汚れの蓄積が確認されれば、清掃も行わなければなりません。
ダクトの清掃方法
ダクトの清掃方法は、主に以下の2つとなります。
ダクトビート工法
ダクトビート工法は、専用の機械を使用してダクトに蓄積したゴミを吸引する方法です。
比較的安価なコストで行えるのがメリットですが、場所によってはダクトビート工法が向かないこともあります。
主に、工場などでダクトビート工法によるダクト清掃が行われることが多いです。
また清掃中は、長いホースをダクトの付近に置くため、清掃中は業務を休止しなければなりません。
ダストストリーム工法
ダストストリーム工法は、吸引に加えてダクト内をブラシで掃除する方法です。
ダクト内に汚れがこびりついている場合でも掻き出せるため、より綺麗に掃除できます。
また、比較的小さい機械を使用するため、小規模なビルなどにも向いているでしょう。
主にマンションのダクト清掃で、ダストストリーム工法で行われることが多いです。
ダクト清掃が定期的に必要な理由
ここでは、ダクトの清掃が定期的に必要な理由をご紹介します。
理由1：汚れた空気を撒き散らさないようにするため
ダクトの内部やフィルターにカビやホコリなどが大量に付着していると、それが建物内に撒き散らされます。
そうなると悪臭の原因になることが多いです。
建物内にいる利用客や従業員がカビやホコリを吸い込むことで、健康被害を引き起こす可能性もあるでしょう。
理由2：火災防止のため
厨房ダクトは油で汚れたまま使用し続けると、引火して火災に発展する可能性があります。
安全を確保するためには、定期的に厨房ダクトの清掃を実施しなければなりません。
管理会社が責任を問われることもあるため、十分に注意が必要です。
理由3：コスト削減のため
ダクトの内部やフィルターが汚れていると、空気がスムーズに通ることができません。
稼働させるのに必要なエネルギーが多くなるため、ランニングコストが高くつきます。
また、汚れによる目詰まりが原因で故障して修理費用がかかってしまうこともあるでしょう。
ダクト清掃を業者に依頼すると確かに費用がかかりますが、故障による修理費用よりは安く済むことが多いです。
設備の寿命も延びるため、長期的に見てコスト削減につながるでしょう。
建物内の空気を綺麗に保つにはダクト清掃が必須
ダクトは建物内の汚れた空気を屋外に排出して空気を綺麗に保つための設備です。
しかし、ダクトの内部やフィルターが汚れていると、カビやホコリを室内に撒き散らしてしまう可能性があります。
そのため、定期的にダクトの清掃を行わなければなりません。
清掃業者に依頼すれば、ダクト内部の汚れを専用の機械で吸い取ったりブラシで掻き出したりするなどの方法が可能です。
ダクトが綺麗になれば、建物内の空気を綺麗に保てるだけでなく、ランニングコストも削減できるでしょう。
弊社ではダクトの清掃に対応しております。
詳細はこちら！