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  • 2024.4.24
  • お知らせ

清掃業界に革新を!AIロボット販売の総代理店と戦略的パートナーシップ締結いたしました

株式会社エムエムインターナショナル(以下、MMI)は、「快適な空間を作り出す企業」として、清掃ロボットと人間の協力に焦点を当てています。 2024年3月25日、Yijiahe Technology社のAIロボット関連の海外総代理店であるBIB Robotics Pte. Ltd.と戦略的パートナーシップを結びました。 MMIはBIB Robotics Pte. Ltd.の日本市場におけるパートナーとして、革新的な清掃ロボットのソリューションとサービスを提供します。
2024年3月25日、中国深圳、株式会社エムエムインターナショナル、BIB Robotics Pte. Ltd.と戦略的パートナーシップ締結時の写真
2024年3月25日、中国深圳、株式会社エムエムインターナショナル、BIB Robotics Pte. Ltd.と戦略的パートナーシップ締結

■業務用清掃ロボットの現状

日本の業務用清掃ロボットは、AIを搭載してから約6年が経過しています。しかし、現場での稼働率が期待されたほど高くなく、謳われていたほどのコスト削減効果が得られていません。その理由の一つは、ロボットメーカーが実際の清掃現場を理解せず、「売る」ことに主眼を置いているためです。費用対効果が理想的な状態になるとは限らず、導入後の稼働率に焦点を当てずに販売が行われている現状があります。

■既存のロボットとの差異

MMIは、清掃と設備保守の専門知識を有する企業として、この「導入後の稼働率に焦点を当てずに販売が行われている現状」を変えるためにYijiahe Technology社の清掃ロボットに注目しました。Yijiahe Technology社は、自動運転、環境モデリング、AI、ビッグデータなどの分野で20年以上の経験を持ち、さまざまな環境に対応できる清掃ロボットを開発・製造しています。さらに、システムの機能をオンラインでアップデートする技術(OTA)を駆使し、最新の電気自動車にみられるSDV(Software Defined Vehicle)の考え方により、導入後も性能を向上させることができます。
SDVの概念と弊社ロボットのシステムについてのイメージ画像
SDVの概念と弊社ロボットのシステムについて
MMIが提供する清掃ロボットは、清掃現場のニーズに合わせたカスタマイズやソリューションを提供し、ロボットの稼働率を最適化しています。
この清掃ロボットは以下の特徴を持ちます。
    1. ・OTA(Over The Air)による遠隔操作
      →遠隔からの操作が可能で、即座に対応できます。
      ・一元管理システムによるロボットの状態の可視化
      →ロボットの状態を一元的に把握し、管理が容易です。
      ・ハード面の故障対応を48時間以内に実施するオンサイト体制
      →故障時には、48時間以内の復旧を目指して、現場にて修理対応します。
  • 使用期間が長くなると満足度が上がるグラフイメージ
    個々の現場に合ったカスタマイズやソリューションを提供することで、使えば使うほど満足度が上がる

    ■最後に

    MMIはすでに2023年度には50台の清掃ロボットを導入し、パチンコ最大手のマルハンをはじめ、総合スーパーなどの自社清掃現場に投入しました。これにより、清掃ロボットの最大の課題である安定的な稼働と高い稼働率を実現しました。2024年度にはさらに1000台の清掃ロボットを導入する予定であり、清掃のロボティクス分野における先駆者として、清掃のプロだからこそできるロボットによる省人化やコスト削減を含む現場全体の最適化を進めています。
    BIB Robotics Pte. Ltd.は、2020年の設立以来、Yijiahe Technology社の海外総代理店として、積極的に海外市場を開拓しています。アジア太平洋地域の韓国、日本、シンガポールや欧米諸国の主要市場であるフランスやアメリカなどに注力しています。MMIにとって、BIB Robotics Pte. Ltd.との提携は、清掃ビジネスにおけるロボット活用の重要な節目です。今後、両社は協力してAIロボット製品の展開を積極的に推進し、日本市場での普及を促進するため、製品開発に関する戦略的な提携をさらに強化していきます。
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