清掃業界の人材不足に立ち向かう
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日本社会では、少子高齢化による労働人口の減少や、業種による人材偏りが深刻な問題となっています。必要な人手を確保できず、業務に支障をきたしている業界も少なくありません。その一例がビルメンテナンス業界です。
(株)ザイマックス不動産総合研究所が発表した「ビルメンテナンス業の人手不足に関する実態調査」 によると、清掃業、警備業、設備管理業のいずれかで「とても不足」「やや不足」と回答した事業者は全体の9割以上を占めます。その中でも、最も人手不足の割合が高いのが清掃業で88%に上りました。
ロボットが拓く新しい働き方
こうした人材不足の解決策として、日本のさまざまな業界で「ロボット」の導入が進んでいます。単純作業はロボットに任せ、働き手は人にしかできない作業に集中することで、効率的に現場を回す取り組みです。
例えば、製造業では加工や溶接工程の一部にロボットを活用。また、最近では配膳ロボットがファミリーレストランなどで活躍し、その愛らしい姿は多くの人に親しまれています。
清掃業界も同様で、大規模施設を中心に清掃ロボットの導入が進んでいます。ホテルのロビーやオフィスビルの広い廊下で、人の背丈の半分ほどの清掃ロボットがゆっくりと走行する光景を目にしたことがある方も多いでしょう。広く障害物の少ないスペースをロボットが清掃し、手の届きにくい部分を人が補完するという分業が広がっているのです。
清掃業界が抱える課題と「JINNY20」の登場
しかし、現在の清掃ロボットには「細やかな動きが苦手」という課題がありました。たとえば、椅子や机の下、壁際の隅などは清掃が難しく、結局、人手に頼らざるを得ない現場が多いのです。また、使用場所も限られており、ホテルの客室や飲食店のフロアではほとんど使われていません。
こうした問題を解決するために生まれたのが、JINNY20です。
JINNY20は、小型で高精度な清掃が可能な業務用ロボットです。壁沿いや家具の下など、人が手を伸ばしにくい場所まで対応可能で、床清掃をほぼ100%カバーします。これにより、床の掃除はロボットに任せ、窓や什器などの手作業が必要な部分を人が担当するという効率的な分担が実現します。
エムエムインターナショナルの挑戦
エムエムインターナショナルでは、清掃業界での長年の知見を活かし、日本の施設に適したロボットの開発を進めています。人とロボットの協働による効率的で効果的なソリューションで、清掃現場の人手不足解消をサポートします。
JINNY20の詳細や導入に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
皆さまの清掃現場をより良い未来へと導くお手伝いをさせていただきます。
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※1出典:(株)ザイマックス不動産総合研究所「ビルメンテナンス業の人手不足に関する実態調査」調査結果はこちら